米MGMリゾーツ・インターナショナルは1日(米国時間)、大阪市内で運営を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業が2030年1〜6月ごろになるとの見通しを示した。
政府が4月に認定した区域整備計画では、早ければ29年秋から冬ごろに開業としていました。
府・市は認定時期を当初22年秋から冬ごろと想定したが半年ほど遅れ、開業時期もずれ込む懸念が出ていた。
大阪府・市が目指す29年秋―冬からずれ込む可能性が浮上した形だが、日本法人の担当者は「タイムラインは変わっていない」と説明している。
市内の人工島・夢洲(ゆめしま)の土地の借地権設定契約などを経て、着工する想定だとも話しているが、「カジノ管理委員会」からカジノの免許を取得する必要もあり想定以上に時間がかかっているようです。
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大阪府と大阪市も「MGMから正式な連絡は来ていない」としている
大阪市の横山英幸市長は2日午後、記者団に対し「ホーンバックル氏の発言に関わらず、引き続き早期実現に向けて取り組んでいくしかない」と述べました。
また、正式開業前にはカジノの運営を認可するための「カジノ免許」取得も必要です。
今後どのような課題を解決して、スケジュール通りにきちんと進んでいくのか、府・市の対応に注目が高まります。
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