大阪IR開業までにギャンブル依存症対策設備設置時期や場所を検討

大阪・都島区で開かれた有識者会議の初会合には、ギャンブル依存症の人の治療にあたる医師や支援に取り組む団体の役員など、10人の委員が参加しました。

大阪府内の成人1.9%がギャンブル依存症に疑われる結果が出たことを説明し、委員会は「現場の感覚からすると依存症の人の割合が少ないように感じる」という意見を出しています。

大阪IRは今後多くの日代が利用する拠点にするためにも、「休日や夜間にも相談できる環境、対面での環境だけでなく利用しやすいSNSでも活用すべきだ」といった意見も出されています。

大阪府はこのような意見を参考に、今年秋以降に拠点の概要案をまとめるようにしています。

目次

IR推進におけるギャンブル等依存症対策について

IR推進におけるギャンブル等依存症対策として、大阪府はこころの健康センターを依存症相談拠点として、アルコール、薬物、ギャンブル等依存症などに総合的に対応する相談窓口を設置し、保健師等の依存症相談員を配置するとともに、専門医師による相談事業を実施しています。

IRの区域設備計画では、大阪独自にワンストップで対応する「(仮称)大阪依存症センター」を新たに設置し、同センターを中心とする総合的な支援体制の強化・拡充を図ることとしており、今後府市共同で設置時期や場所も含めセンターのあり方について検討しています。

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